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カネパッケージインドネシア4つの強み

カネパッケージインドネシア代表の松田です。

私は2021年からカネパッケージインドネシアに営業責任者として赴任し、今年2月から代表を務めています。

前回のブログでは、私の自己紹介兼ねて、これまでの経歴をお話させていただきましたので、ぜひお読みいただけたら嬉しいです。

 

参考記事:インドネシア拠点長、松田からのご挨拶

 

自身が代表となったことで、営業だけでなく、組織全体を俯瞰して見ることになり、改めて、「当社の強みとは何か」について、考える機会が増えました。

 

インドネシアでは、日系だけでなく、ローカルまで含めれば、競合は数十社に上ります。

その中で、当社が選ばれる理由。それが強みと言えるはずです。

 

今回は、当社が掲げる4つの強みについてお話させていいただきます。

 

カネパッケージインドネシア4つの強み

当社の強み、すなわち当社の価値とは4つあると私は考えています。本当はもっとたくさん挙げたいのですが、社員からのアドバイスもあり、4つに厳選させていただきました。(笑)

 

①デザイン(設計)

②出張組立サービス

③グローバル・多拠点での対応

④サステナビリティへの取り組み

 

大きく①②がこれまでの強み、③④がこれから強みとなるものです。

 

デザイン(設計)

まず1つ目の強みは、デザイン力(設計力)。

前代表の時代から、当社はデザインに力を入れてきました。お客様に言われたものをただ作るだけでなく、より良いデザインをご提案できるデザイン力が強みと自負しています。

 

そのデザイン力の源泉は、人材と設備。

まず人材について。

 

これまで当社は、デザインこそ差別化になると信じ、デザインにかかわる人材の採用と育成に力を入れてきました。

たとえば、当社では毎年全社(日本、タイ、ベトナム、フィリピン、インドネシア)でデザインのコンペティションを開催しているのですが、これはデザイナーのモチベーションを高めるだけでなく、全社での設計力を高めることに大いに貢献しています。

 

また、今年10月に東京で開催されたアジア最大級の包装(パッケージ)総合展である東京国際包装展(Tokyo Pack)では、インドネシア拠点からデザイナーが参加。最先端のパッケージについて学ぶ機会を創出しています。

 

「最先端のパッケージをインドネシアのお客様にご提案したい」と、デザインチームのモチベーションは高く、これからも人材への投資を惜しむことはありません。

 

続いては設備について。

当社ではサンプル機や試験機など、スピーディーで高品質な設計を可能にする設備投資も行ってきました。

当社は中小企業ですが、この規模の梱包会社で、試験機(圧縮試験機、破裂度試験機)を持っている企業は、ほとんどないでしょう。

 

今年はさらに設備を増強する計画を進めており、より速く、より良いモノをご提供できるようになりますので、ぜひご提案の機会をいただければ嬉しいです。

 

また、当社の得意とするサービスに、「出張デザインサービス」があります。これはお打ち合わせの場で図面書き、サンプルを作るというもの。

お打ち合わせ時にヒアリングだけして、改めて図面を提案するのではなく、その場で図面が提案できるため、工数を減らし、スピーディーに仕事を進めることが可能です。

「イメージをすぐに見える化できる」と、お客様からご高評をいただいています。

 

出張組立サービス

強みの2つ目は、出張組立サービスです。

当社のお客様の多くは自動車産業なのですが、自動車のパーツは1つ1つが大きく(1m以上)、それを梱包するためのパッケージもプラモデルのように複雑なつくりをしています。

お客様ご自身が組み立てるのも大変ですし、当社倉庫で組み立ててから輸送すると、かさばるため輸送コストが上がってしまいます。

そこで、お客様が必要なときに必要な物量を納品し、お客様の倉庫で当社スタッフが組み立てまで行う。これが、出張組立サービスです。

 

低コストと迅速な納品を両立したサービスだと自負しています。

当社はただの梱包会社ではなく、梱包にかかわる総合サービス業である、との想いで仕事に取り組んでいます。

 

グローバル・多拠点での対応

当社は、日本本社をはじめ、フィリピン、タイ、ベトナム、そしてインドネシアと、グローバル・多拠点で展開しています。

インドネシアは自動車産業のお客様が大半ですが、拠点ごとに得意とする業界は異なります。医療機器メーカーが主要顧客の拠点もあれば、カメラメーカーが主要顧客の拠点もあります。

優れた設計の製品は、全社で情報を共有。それを各拠点が取り入れ、全社横断的にデザインの質を高めています。

 

設計の共有だけでなく、輸出梱包メーカーとして各拠点が連携する取り組みも始まっています。これはインドネシアだけで展開するローカルの梱包会社には真似できない、差別化になるでしょう。

日本、東南アジア圏内での輸送梱包に課題を抱えている方は、ぜひご相談ください。

 

サステナビリティへの取り組み

昨今の梱包業界において、切っても切り離せないトレンドが、サステナビリティへの取り組みです。各国の政府や企業が取り組みを進める「脱プラスチック」は、世界的な潮流となり、インドネシアでも喫緊の課題の1つと言えるでしょう。

 

当社では今年からグローバル企業と協業し、カーボンニュートラルを実現する梱包を多国間で提供する取り組みが始まっています。

欧米に比べてアジアではサステナビリティの波はまだ小さいですが、今後の大きなトレンドとなることは間違いありません。

これからサステナビリティに取り組んでいこうとお考えの企業様は、ぜひ一緒に進めていきましょう!

 

これからもインドネシアで選ばれる企業になるために

以上、今回は当社の4つの強みについてお話をさせていただきました。

 

①デザイン(設計)

②出張組立サービス

③グローバル・多拠点での対応

④サステナビリティへの取り組み

 

これまでの強みとこれから強みとなるもの。

強みは変わらないものではなく、時代や環境に合わせて変化させていくべきものと考えています。

競争が激化するこの地で生き残るには、私たちも変化していかなければなりません。

これからもインドネシアで必要とされる企業であり続けるために、私は今、組織改革に取り組んでいます。

 

次回は、「松田の挑戦」と題して、私が取り組んでいる挑戦についてお話させていただく予定です。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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